OC小説 No,1 ~"月嶋黎邇"~ 《Wrong》
Game Introduction
加害者であり、被害者。 傍観しているだけ? それだって十分な加害だ。 私は 立派な犯罪者だ。 @Ax982008様から「Never Be Alone」を拝借 #小説 #月嶋黎邇 #OC小説 #No,1
How To Play
------------------------------------------------------------------------- 不意に、心臓に鈍い痛みを感じた。 持病は持っていない。 食生活も気にしているから、ジャンクフードはあまり食べていない。 健康に害は......無いと信じたいが。 「.....気のせい、か..。」 脱力して椅子にもたれかかる。 その瞬間に、激しい頭痛に襲われた。 「..ッ゙......!?」 その痛みは恐らく数秒で終わった。 ....はずだが、実際に感じると数倍の長さに思う。 「......はぁ...はぁ.......。」 ここ最近体調を崩したことも無い。 だが とある■■■■が "フラッシュバックした" 「なんかズルいよな~。能力があるからって昇格すんの。」 「正直俺ら、どう頑張っても上いけなくね?そりゃ能力持ちの方が多少優遇されるのは分かってたけどよ....。やっぱ、おかしいよな。」 「しかもあいつ、ウザいんだよ。こっち関わってくんなっての。どーせあいつも愛想よくしてるだけだろ。」 「.....あ、い~こと考えた。」 「.....っ....なんで.......画鋲が....。」 「ざま~みろ。いっつもニコニコニコニコ.....うぜぇんだよ。失せろ。」 そんなこと、していない 知らない知らない 「.......能力なんて、」 要らないのに。 「...........。」 それから あまり感情を表に出さなくなった。 馴れ馴れしく話すのをやめた。 .....出来るだけ、人と関わらないように過ごした。 自分のためでもあり、周りのため。 傷つきたくなんて、なかった。 「...???黎邇さん、ど~したの?」 「......何でもないですよ。」 周りを見ると、いつもの部屋だった。 いつも暮らしている、至って普通の。 でも、私は 全て、隠さないと あぁ、 おかしくなってしまうな。
Author
mi-rua
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